拝啓、ちゃこ様

ストーブ付けながら、ずいぶん前に逝ってしまった猫の事を思い出した。

彼女、ちゃこさんはストーブが大好きだ。

私の部屋のﾍﾞｽﾄﾎﾟｼﾞｼｮﾝはストーブ前のﾐｯｷｰのｸｯｼｮﾝで、冬場夕方から夜にかけての数時間はそこで寝ていた。

私がバイト行ってる時と、寝てしまってからはストーブは消してしまうので別の寝床に移動する。

そのお気に入りﾎﾟｼﾞｼｮﾝに、私の都合などでｸｯｼｮﾝが無い時がある。

持ち主の私が座ってたりする時だ。

そうすると、ちゃこさんは気に入らない。

ストーブの横に、ちょこんと座って抗議する。

『ｸｯｼｮﾝ寄越せ!!』←こう聞こえる。

さらには
『ついでに抱っこしろ!!』←絶対言ってる。


そうすると私はｸｯｼｮﾝを譲り、抱っこしてあげたりするんです。

ちゃこさんは、喉をぐるぐる鳴らし、

『満足～』とするんです。


大好きでした。